Blackbird,fly

1歳6か月の娘・つぅのおはなし

つぅと喧嘩をしました

昨日。

夜ご飯を食べ終え、私はつぅの体にくっついたご飯粒などを取っていて、

つぅは、私の頭が目の前にきたので、

ハーフアップにして留めていたバレッタ

思い切り引っ張りました。

 

「痛い痛い痛い痛い!やめて!」

思わず叫びましたが、つぅは容赦なく私の髪を数本引っこ抜いて

バレッタを手に入れました。

 

髪が抜ける音がぶちぶちっと聞こえました。

その瞬間、私の中の何かが爆発して、

目が熱くなりました。

「髪何本抜いてるの!?痛いって言ってるでしょ!」

「つぅなんかもう知らない!!」

とまるで子供のように言い放って、

一人寝室で泣きました。

 

食後の苺を小さく切っていた夫が、

つぅに「痛い痛いだから、ごめんねしないとだめだよ」というようなことを

話しているのが聞こえました。

つぅは苺を持って、私のところに来ましたが、

私は無視し、やはり考え直して「いらない!」と言いました。

 

それからいつもは一緒にお風呂に入りますが、

つぅと一緒に入る気になれず、夫と二人で入ってもらいました。

夫が先に入っている間、ベビーゲートで部屋を遮り、私はスマホを見ていました。

つぅは、いつもなら私の居る方へ行きたがり、ゲートを開けろと泣きますが、

昨日は一人大人しくしていました。

たまたま昨日、保育園の園開放の最終日で、私がつぅを笑顔で抱っこしている写真をいただいたのですが、

その写真をじっと見ていました。

 

お風呂から出て、私と一緒にねんねするのがいつものコースですが、

「今日はちっち(夫)とねんねして」

と言って私はお風呂に入りました。

つぅが、ママがいいと大泣きしている声が聞こえました。

聞こえないようにお風呂のお湯の中に潜りました。

 

私がお風呂から出てきても、まだ泣いていましたが、泣き疲れて寝てしまいました。

夫は呆れていたと思います。

1歳7か月の子供に、まさに「ガチ切れ」ている三十路の妻は、夫の目にどんな風に映っていたのでしょうか。

 

つぅが寝た後、洗い物をしながら、

「虐待だよね」とつぶやいたら、

「うん」と言われました。

そのまま、私はつぅが寝ているベッドに潜り、ふて寝しました。

 

つぅの泣きはらした寝顔を見て、

こんな些細な事で、どうしてこんなにも怒っていたのか分かりませんでした。

「痛い」「やめて」という感情を理解してほしいと思った?

ママを怒らせると、大変なことになると思い知らせたかった?

「ごめんね」が言えるようにしつけたかった?

冷静になった今、自分がとった行動はあまりにも大人げなくて、

つぅの心を傷つけてしまったのではないかと後悔しかありません。

 

今朝、起きて、つぅを抱きしめて

「昨日はごめんね」

「髪を引っ張ったら、痛い痛いだから、もうしないでね」

と言いました。

つぅは何事もなかったかのように、

いつもの可愛い笑顔で「はよー(おはよー)」と言ってくれました。

私たちが起きる前に出社した夫からは、「たまっていたものがあったんだよね」「早く帰るね」と書置きがありました。

 

以前、二人の子を育てている友達が、

「虐待のニュースとか見ると、明日は我が身と思ってしまう」と言っていて、

その時私は正直驚いたのですが、

私にも、自分の感情をむき出しにしてしまうようなことがあるのだと、

身をもって分かりました。

自分の気持ちが爆発しても、

無視したり、考えられないことですが、暴力・暴言でつぅを傷つけることだけは

決してあってはならないと思いました。

昨日の出来事が、まだ始まったばかりの子育ての

教訓になればと思い、記事にしました。

 

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